「こだわり食楽部」の商品の中から、商品をセレクトしたバイヤ−本人より、
こだわりの神髄をお伝えします。
今回、私たちがご紹介する「完全養殖本マグロ」は、アーマリン近大さんが世界で初めて成功した完全養殖の本マグロ。ご存知の通り日本は、世界で一番マグロを食べる国。だからこそ自分たちの手で、大切な海の資源を守っていきたい。そうした思いが込められた新しい漁業・水産業の代表例です。素材も鮮度も最高の状態で店頭に並ぶので、美味しさはもちろん太鼓判。みなさまの応援をいただき、もっともっと育てていきたいと思っています。
小田急商事株式会社
ストア営業本部
水産グループ
バイヤー 松崎 靖夫
日本は世界で一番マグロ好きな国。中でも最も高級とされるクロマグロ(本マグロ)は、その大半が日本で消費されていると言われています。そうした中で養殖技術が進み、店頭に養殖マグロの文字を良く見かけるようになりました。ところが、ただ「養殖」と書かれたものは天然の海で生まれた稚魚や若いマグロを捕ってきて一定期間、エサを与えただけのもの。これでは資源保護にはつながりません。この「完全養殖本マグロ」は、養殖された親マグロの卵から稚魚を孵化し、大人のマグロまで育てたもの。マグロの資源を守るために世界で初めてアーマリン近大さんが成功させた技術です。マグロの健康だけでなく養殖場となる海も汚さないようにエサにも注意を払い、水産資源・環境の両面の保護を実践しています。
マグロは大海原を時速160kmものスピードで泳ぎます。生け簀ではそこまでは無理ですが、それに近い環境を整えてあげることも養殖成功の重要なポイント。
研究チームのリーダーとして世界で初めてマグロの完全養殖に成功した近畿大学 熊井英水教授(近畿大学水産研究所元所長・アーマリン近大元代表取締役)
コールドチェーン(cold chain)とは、生鮮食品などを生産地から店頭に並ぶまで完全に途切れることなく低温を保って運ぶ流通の方式。低温流通体系とも呼びます。「完全養殖本マグロ」は水揚げされてすぐに人の手で一本ずつ丁寧に活け〆され、瞬時に氷につけられます。その後も完全に冷蔵状態を保ち市場を通すことなくOdakyu OXの物流センターに運ばれます。もちろん物流センターも冷蔵。店舗に運ぶトラックも完全に冷蔵状態です。
本マグロは2〜3年で40〜50kgに育ちます。出荷はその頃。
〆るとマグロの体温が上がるので、瞬時に冷やさなくては鮮度は保てません。
大きなマグロですが、稚魚は人間が手で触っただけで死んでしまうほど皮が薄く繊細。そうした稚魚から育てるには環境とエサが大切。特にエサは最終的な美味しさや安全性にも大きく影響します。この点に注意を払いエサに工夫した結果「完全養殖本マグロ」は、脂乗りが良く、養殖にありがちなエサの匂いなどの臭みもなく、本当に美味しいマグロに育ちます。また、マグロの身には天然ものでも微量(人体に影響はないほど)に水銀が含までていますが、この数値もアーマリン近大さんの「完全養殖本マグロ」では低くなることがわかっています。
きれいにサシの入った完全養殖本マグロの大トロ。
商品はひとつひとつ丁寧にパックされ店頭に並びます。
「アーマリン近大さんでは、マグロの資源保護と「いつでも安定した価格で、美味しく安全なマグロをお腹いっぱい食べてほしい」といった強い思いから、慎重に商品の育成に取り組んでいます。出荷量をいたずらに増やさず抑えているのも、取引先を厳選しているのも、そうしたことからだそうです。私たちOdakyu OXもその考えに賛同し、もっともっとみなさまがお買い求めいただきやすいように、販売量を増やしたいところですが、現在(2009年10月末)は8店舗のみとさせていただいています。店頭も小さなコーナーですが、アーマリン近大さんの「近大マグロ」であることを示す卒業証明書が展示されていますので、それを目印にぜひお買い求めください。
完全養殖本マグロには「あなたは近畿大学水産研究所の養殖過程を優秀な成績で卒業されお客様にご満足いただけるよう立派に成長したことをここに証します。」といったアーマリン近大さん発行の卒業証明書が置かれています。
●取り扱い店舗
経堂北口・成城・玉川・相模大野・狛江・相武台・相模原・新百合ヶ丘
※毎週金曜日入荷。
※日によって入荷がない場合がございます。ご了承ください。
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